郡山青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現を同じ理想とし、次代の担い手たる責任感をもった20歳から40歳までの指導者たらんとする青年の団体です。

特別対談 郡山商工会議所 滝田康雄会頭×郡山青年会議所 橋本裕理事長

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特別対談
郡山商工会議所 滝田康雄会頭
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郡山青年会議所 橋本裕理事長

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特別対談
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こおりやまのまちづくり団体を牽引するリーダーとして・・・

 

橋本裕理事長(以下橋本理事長):滝田会頭は「築こう元気な〝こおりやま〞」のスローガン実現のために注力されています、特に郡山の十年後のグランドデザインを描こうという事と、滝田会頭がおっしゃられる「やらないよりはやったほうがいい程度の認識の仕事をやめてみて、どうしてもやらなくてはならない仕事に特化して集中していこう」という事に私も共感をもっています。滝田会頭が商工会議所の中で、どのようにしてこれからの方向性を定められてきたのか、お伺いしたいと思います。

 

滝田康雄会頭(以下滝田会頭): まずはグランドデザインについてですが、目先の事に対応する事には長けているが、十年後にどういう郡山の姿を描いているのかという論議が、若い人たちの間でほとんど起きていません。なんとかなるだろう、誰かがやるだろう、と流れてしまっているのでしょう。少なくとも十年後に責任を持てる人たちに、自分たちの想い描く十年後を論議してもらいたいのです。実現するのは半分程度でも良いので、夢を持って頂き、一年くらい語り合って大きな絵を描いていただきたいです。それこそが私が想うまちづくりの根幹であり、目先の事を消化していくのではなく、三年後、五年後、十年後をある程度イメージして行動を起こしていかないと、単なる結果論に終わってしまいます。若い人たちが夢を語り合って、発言できる場をたくさん作って、一つのものを作り上げていくという事になればおそらく、郡山の10年後は変わると思います。10年後の理想を語り合うのは意外と難しいのです。1回だけでなく、3回5回10回と語り合えば自分自身でもイメージが膨らんできます。仙台に次ぐまちを目指すのではく、仙台を超える住みよさをもったまちづくりをするためにはどうしたら良いかを考えてほしいのです。人口が多いのが全てじゃない。郡山は東北の玄関口だという言い方と、東北の出口だという言い方ではまったく印象が変わります。入口でもあり出口でもあるけれども、ひとつのコミュニティーとして、住んでみたい、住んで良かった、郡山って良いまちだといわれるまちづくりをしていきたいのです。それが一番のテーマであると思っています。

  二つ目は、郡山商工会議所の中の仕事が肥大化していることに関係しています。会頭職以外の役職だけで三十七もの役職があり、私は、他の団体の皆様にもお願いをして、商工会議所としては、その役職ではないところをバックアップしていくというような 仕組みに変えていきたいのです。そして本当に重要なところに注力していける仕組みを三年かけて作って行きたいのです。青年会議所においては四十歳という年齢制限があり、会費を 出して事業を行ないますが、商工会議所は会員の皆様から会費を頂いていますので、いかに会員事業所のお役に 立てるのかといった事がメインとなると考えます。現場に職員が顔を出して、なにをやれば会員事業所のためになるのかを考えて行きたいのです。会員事業所のためになるということは、郡山のまちの経済の活性化にもなると思いますので、そういったやり方に変えていきたいのです。

 

橋本理事長:郡山青年会議所は単年 度制なので毎年担当役職が変わります。継続してきた事業を行うときは、事業を始めた背景をしっかり学ばないと、本質を見失った形だけの事業を行うことになってしまいます。私がスローガンとして掲げている「継承と挑戦」は継承して過去から学ぶべき事をきちんと学んだ上で、時代の変化に適した新しい事に挑戦するという意志を込めさせていただきました。滝田会頭は郡山青年会議所で理事長を務められましたが、青年会議所運動・活動を行う上で、どのような事を学ぶのが 重要だと思われますか。

 

滝田会頭:わたしが青年会議所の現役会員だった頃には、個々のメンバーの研鑽を積むことを主として活動しました。そこでは指導力開発委員会が主流を占めた事があり、自分自身とリーダーシップを磨いていく場とそれに基づいて地域貢献を行うこと、二つの側面を持っていました。そして 「古きを訪ねて新しきを知る」のが青年会議所の本質です。今までやってきたことを大事にしながら、時代にあったものに作り変えていく、新たなものを作り上げていく、クリエイティブな気持ちというのは青年会議所の特権です。四十歳前であれば、一生懸命やろうとして失敗することだってあります。失敗したら直せば良いのです。 何でもいいから思いきった事をやって、間違ったら直せばいいのです。四十歳までに固まってしまうほど人生つまらないものはないですからね。仲間作りと人間形成の一番大事な時期を青年会議所で担っているという自負を持つべきですよ。常識にとらわれず「今まで通りをぶっ壊せ」というスローガンでもいいと思います。その位の迫力が若い人たちにないとまちの活性化は進んでいきません。そして、当時は、「若者が動くとき世の中が変わる」という分かりやすいスローガンでした。ほかには「東北から光を」という発信の仕方をしていました。郡山JCはそういう事を受け継ぎながら、若者は動こう、語り合おうと。今、語り合う事が少なくなっていると感じます。電車に乗るとみんな下向いてスマホばかりで、会話がありません。最近の新入社員は電話恐怖症みたいなところがあるように思います。メールはするが、電話での会話が不得手であると感じています。

そして、礼儀作法を学んで訓練するのも青年会議所です。どの時代でも「今の若者は・・」と言われますが、我々もそう言われて育ってきました。言うだけではなく教育していかないといけません。そういう意味での組織的な教育が出来る青年会議所は良い組織だと思います。私が青年会議所に入って良かったと思ったのは、色々な物の見方が出来るようになった事です。

 

橋本理事長:40歳までといった線引きがあって、卒業したあとに自分が経験して学んできた事をどういう風な形で社会に活かしていけるか。その活かし方で我々も憧れる先輩、身近なところに目標が持てる、良い制度であると感じています。今年、色々なところに行かせていただいて、先輩方が活躍されている場を見ると、自分もこうなりたいと強く感じます。お会いした際に色々なアドバイスをいただけるので本当にためになります。単年度制のお話しの中で青年会議所は成長する場とありましたが、一年ごとに異なる役割を体験できることによって、会社でいう新入社員から平社員になり、主任、課長、部長になり、理事長ともなれば社長の立場から組織を見る事になるので、一つの流れを疑似体験できますし、自分への戒め、そして初心に帰ることもできます。

 

滝田会頭:知らず知らずのうちに青年会議所の経験は活きていると思います。若い人は肩に力を入れないで自然体で物を見て、考え、行動したほうが良いでしょう。青年会議所を卒業したら、その経験を活かしてフラットに物を見ることで青年会議所での経験が活きてきます。

 

橋本理事長:現在、商工会議所の会頭としてご活躍されていますが、組織によって求められるリーダー像は変わってくると思います。滝田会頭が理想とされる若い世代のまちづくりを牽引していくリーダー像とはどのようなものだとお考えですか。

 

滝田会頭:夢を語れるような環境を創り出せるような人がリーダーとなってもらいたいです。将来の夢を語れなくなってきているのが一番の問題だと思っているので、自分の本 音をしっかりと言える人間がリーダーとして求められると考えます。決して言葉巧みでなくてもいい、本音で会話ができて、本音でコミュニケーションが持てるような人物が良いリーダーとなると考えています。

 

橋本理事長:そんなリーダーの志に共感できて、その人を追いかけて応援する事ができるのは幸せな事だと思います。

 

滝田会頭:そういう立場に理事長もなり得るのだから、あまり気負わず、肩の力を抜いて自然体で物事をフラットに考える習慣を持つことが良いでしょう。若いときはどうしても、好き嫌い、依怙贔屓があるから無理なのだけど、年を重ねるごとに出来てくると思います。リーダーの条件は、人の話しを聞いて、正しい事は正しい、間違いは間違いと、きちんと表現ができるのが最低条件だと思います。

 

橋本理事長:最後に今後の郡山青年会議所に期待する事を教えていただけますか。

 

滝田会頭:失敗を恐れないで、なんでもやって欲しいです。足を動かして、間違っていたら、正当化するのではなく、訂正できる気概、度量を持って欲しいです。朝令暮改でなく、朝令朝改でも良いと考えます。間違っていたらすぐ変えればいいのです。間違いを恐れて何もやらないのが一番良くないと思います。とにかく行動する事、そしてそれが橋 本理事長の言う挑戦。みんなで考えて挑戦するのではなく、一人ひとりが考えて挑戦するのを組織として まとめていくのが、理想のリーダー像だと考えます。

 

橋本理事長:失敗を恐れずに物事に 取り組み、色々な経験をして器を大きくすることが、自分のためであり、成長したことを社会に還元することが大事なことであると思います。多くのリーダーが、そういった考え方で活動していけば、こおりやまの未来は明るく豊かなものになっていきます。本日は貴重なお時間ありがとうございました。

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